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FiiO M9 レビュー(DAP・M9) その一.音楽再生まで

FiiO M9を購入するに至った経緯を涙ながらにご説明すると、先日までメインで利用していたiBasso DX150を紛失してしまい悲しみに暮れながらもDAP(デジタルオーディオプレーヤー)のない生活は考えられず、泣きながら財布と相談しながら…なんであんなデカくて重いの紛失するかなぁ!?と自己嫌悪もしながら…eイヤホンさんやAmazonを見ていました^^;

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そんな中、Amazonアウトレットで小傷があるらしいFiiO M9が30000円いかない値段で販売されているのを見つけてほぼ即決で注文。

本当は動作速度が向上していたり、4.4mmバランス出力もついているFiiO M11のほうがいいんだろうなぁとは思いつつも、どうも近々新モデルが出そうなのと、価格差が倍以上あった(これが一番)ので潔くスルーです(*´-`)

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アウトレット扱いだからか箱は引くくらい汚かったです(・・;

そんなわけで、今回はFiiO M9のレビューその一となり、スペック周りや使ってみての第一印象を書いていきます。

なるべく簡潔にササっと読んで頂けるようにと思ってはいるものの…(´-`).。oO

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FiiO M9は3.5mmシングルエンド出力に加えて2.5mmバランス出力が搭載されているDAPで、FiiO Linkというリモートコントロール機能があったり、bluetooth機能が充実していたりする多機能なDAPです。

内蔵メモリ(音楽を保存したりするところ)は2GBと少ないですが、microSDカードで容量を拡張出来るようになっています。

注意点として付属品がTPUケース・ガラスフィルム(本体貼り付け済み)・充電ケーブル(TYPE-C)・何かのケーブル(笑・マニュアル類のためmicroSDカードは事前に用意が必要です。

音楽を聞く場合も事前にmicroSDカードに音楽を保存している必要があります。

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microSDカードはもしハイレゾ音源だと一曲で100MB(MP3だと5MBほどの曲がです)ほど容量を消費しますので大容量のものでないとすぐにカツカツになるのでなるべく大容量のもののほうがいいです。

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ご参考までに、96kHz/24bitの.flacの画像です。

 

今だと64GBで1000円前後〜、128GBでも2000円前後からで販売されています(Amazon)。

ちなみにこういったハイレゾ音源は有名どころでe-onkyoやmoraといったサイトで購入することが出来るようになっていますが、M9から直接購入することは出来ないので事前にスマホやパソコンで購入しておいてmicroSDカードに転送しておく必要があります。

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M9のOSはAndroidが搭載されているものの、FiiOがカスタマイズを施しているためPLAYストアは利用出来ず、好きなアプリをインストールすることは出来ません

…とは言いつつも、ホワイトリストというものがありそれに適合しているアプリのインストールは可能です(画像ではNeutronをインストールしています)。

サードパーティのアプリをインストールできますか? – Fiio Japan

上記から.apkファイルをダウンロードしてインストールするようになっているので、パソコンやAndroidを使い慣れていないと少し敷居が高く感じるかもしれませんが、一度チャレンジする価値はあります。

M9のみでダウンロードからインストールまで行うことは出来ません。

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その前にまずファームウェアを最新にしている必要があり、M9をwi-fiに接続してテクニカルサポートアプリから更新する方法と、ファームウェアをダウンロードしてインストールする方法があります。

…が、手間を考えるとM9のみで完結するwi-fi経由での更新がおすすめです(詳細は下記リンク内・M9のファームウェアアップグレード)。

 

M9 サポートページ – Fiio Japan

 

ファームウェアの更新が終われば、上記のホワイトリスト内にあるアプリのインストールが可能となります。

そもそもM9はCPU(1GHzデュアルコア…)などAndroidとしての動作周りが貧弱すぎるので、仮にPLAYストアが利用出来て色々なアプリをインストール出来たとしても実用的ではないでしょうね^^;

しかし、動作に関しては快適でDX150のようにタッチパネルの感度がイマイチということもなくきびきびと動作しています。

カスタムAndroidということですが、簡単にホーム画面に戻るためのジェスチャーがあったりするので使い勝手もかなり考えて作り込まれている印象です。

 

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このジェスチャーはFiiO Musicだけではなく他のアプリでも有効なので、もし戻るボタンがないアプリでもこのジェスチャーを行うことで一つ前に戻ったりホーム画面に戻れますのでぜひ覚えておいて欲しいです。

音楽の再生はFiiO Musicアプリから行います。

 

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画像では選択したフォルダをスキャンしmicroSDカードを選択しています。

スキャンは少し時間がかかりますが、終わるとスキャン終了の表示が出るのでOKを押して完了させます。

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この画面に戻りますので、あとはお好みでブラウズ形式を選べばオッケーです。

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音楽を選択するとこういった再生画面に。

 

ここまでで結構長くなって画像も多くなってしまっているので次回に続きます(>人<;)

またこの記事も恐らく修正します。

ikko OH10 Obsidian レビュー(イヤホン・DX150・M11)

この記事はikko(アイコー) OH10 Obsidianのレビュー記事で、以前公開していた記事に加筆・修正して再公開しています。

ikkoというと正直聞いたことのなかったメーカーなんですが、OH1というモデルを去年の末に出されていて今回ご紹介するOH10はOH1の素材変更モデルとなっているようです。

日本ではIC-CONNECTさんが正規代理店となっています。

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OH10は丹銅(銅と亜鉛の合金で赤っぽい色だそうです wikipedia)という素材が使われた1BA(バランスド・アーマチュア)+1DD(ダイナミック・ドライバー)のハイブリッドイヤホンで、22980円ほどで販売されています。
私は今回Amazonのeイヤホンさん(マーケットプレイス扱い)で購入しました。
発売当初は品薄だったみたいですが、現在では品薄も解消されていて容易に入手出来るようになっています。

ikko OH10 Obsidianの主なスペックは、

・ドライバー: 1DD(10mmチタンメッキポリマー振動膜)+1BA(knowles33518)
インピーダンス:18Ω
・感度:106db
・再生周波数帯域:20Hz-40kHz

2PIN(0.78mm)でリケーブル可能となっています。
リケーブルが可能なので万が一断線した場合でもケーブルだけを交換可能ですし、リケーブルによる音質変化も楽しむことができます。

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本題ですがまずはやっぱりなんと言っても、パッケージの可愛さに目を引かれますね〜(*´ω`*)
そんなパッケージの可愛さとは裏腹にイヤホン本体は重量感たっぷりかつギラギラしているのでギャップが凄まじいことになっていますけれども(笑
いやほんとビックリするくらい重いんです…にも関わらず、耳から不意にずれたりもしないので装着感は想像以上に良くて更にビックリしました(イヤーピースは変えていますが ^^; )。
遮音性はあまり高くはないようで外音が完全に遮断されるということはありません。
デザイン面でいうと個人的には前モデルのOH1のように2pin接続部分は透明のほうが良かったなぁ…とは思いました(・_・;)
あと、ギラギラしているのでやっぱり傷はつきやすくて目立ちやすいです…これはしょうがないですね。

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音質について、ikkoさんのサイトを見た印象では低域メインのサウンドバランスかな?と思いながら付属品のケーブルで聞き始めましたが、聞いてみるとそんなこともなく音場が広く低域以外もしっかり出ています…というより、高域のほうが出ています。
確かに低域は重みがあり柔らかめでどっしりとしていますが、キレが良くしつこくないのでスッと引いていきます。
もっと勢いよくブワーっと迫ってくる重低音を想像していたのでこれはちょっといい意味で拍子抜け。
傾向的に高域が多めのドンシャリではあるもののボワついたり、刺さったり音が歪んだりもしないので聞いていて楽しくなる・リスニング向きの音で女性ボーカルが映えます(*´∇`*)

綺麗な音寄りだと少しか細く聞こえたりするんですが、OH10はその低域の柔らかさからか、いい感じにか細さを感じさせなくなっています。
そして個人的にかなり気に入ったのがボーカルの聞こえ方で、TFZ KINGⅢ REDとNICEHCK NX7(刺さらないけど強烈な高域)の中間くらいのちょうどいい厚みと透明感となっていて思わず聞き込んでしまうほどでした。

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図太い低域を想像して購入されると恐らく拍子抜けするかもしれませんが、それ以上にリスニング向きに整った音で装着感も良く、長時間着けていても苦になりません。
ただし、耳にうまくフィットしていないと感じられたならイヤーピースの交換はぜひ行って頂きたい…というよりもまず行うべきだと思います。

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前作のOH1を視聴したことがないので比較は出来ませんが、やっぱり相当変わってるんですかね〜?…と気になりだしています…(^_^;)ガマンガマン

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あと、諸事情により途中からFiiO M11にDAPを変更しています。

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かれこれ数百時間はDAPを変えたりケーブルを変えたりしてOH10で音楽を聞いていますが、最初の頃に感じた印象と大きく変わることはありませんでした。
抑えめだった低域が出てきたのと、中域に厚みとハリが出てきたこと、高域は更に元気さを増してはいますがやっぱり刺さったりしません。

柔らかくてどっしりとした低域ですが、量はそこまでなくて余韻や広がりはあまりありません。
左右に広めな音場と硬質ではあるものの煌びやかな中高域、ほんの少しだけ金属的な響きも含まれていてやはり女性ボーカルが映えるチューニングです。
とは言え、少し音が硬めかな?とは思いますのでここらへんはイヤーピースなどで工夫したほうがいいかもしれませんね。

ということでしばらくほったらかしていたikko OH10のレビューでした( ̄▽ ̄;)

Yinyoo YYX4859 レビュー(リケーブル・M11)

今回はAliexpressやAmazonで取り扱いされている高純度無酸素銅4芯リケーブルのYinyoo YYX4859です。
AmazonのWTSUN Audio(easy)さんより2pin/4.4mm版を購入しました。
定価は4550円で私が購入したときは35%オフのクーポンと10%オフのクーポンが適用出来ました。

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高純度無酸素銅4芯というと最近購入したNICEHCK GCT4も同じ価格帯で販売されています。
並べて比較しましたが、線材の太さや色は同じみたいなのでパーツ部分の違いだけかなぁと勝手に思っています。

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ではではささっと気になる音質について(*´∇`*)
視聴はFiiO M11にikko OH10やKZ ZSXで行ないました。

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GCT4と同じく、4芯だからといって解像度や情報量が不足しているということはまずありません。
傾向的にはどこかの音域を極端に持ち上げたりせず自然な感じでイヤホンの音質を高めてくれます。
これはGCT4のレビューでも書きましたが、音の広がり方や空間表現(これは4.4mmの効果もあると思いますが)に長けています。
これは極端な例ですが、同じ4.4mmのケーブルでもキンバー風ではえげつないくらい味付けされるのでそれとは全然方向性が違った不自然な強調が感じられない、質感の高いケーブルです。

イヤホンのサウンドバランスを変に崩したくない方にピッタリではないでしょうか?
私は今のところこのYYX4859とGCT4を好んで使っています(*´∇`*)

分岐パーツなどが中華っぽくないっていうのもありますけど( ̄▽ ̄;)笑

FiiO M11 ファーストインプレッション(DAP・M11・雑記)

今回ご紹介するのはFiiO M11というDAP(デジタルオーディオプレーヤー)です。
前々から気になっていて、ようやく購入しました。

この記事ではファーストインプレッションとしてサイズ比較や本体の紹介がメインです。

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M11はOSにAndroidが採用されているものの、カスタマイズ済みとなっていてサードパーティー製のアプリをインストールするにはM11にインストールされているApplicationsからになります(また別記事で…)。
サードパーティ製アプリをインストールしない限り、音楽の再生はFiiO Musicからになります。

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M11で1番特徴的なのがイヤホンとの接続方法で、3.5mmアンバランス・2.5mmバランス・4.4mmバランスの3つの接続方法をこの1台で楽しむことが可能。
リケーブル可能なイヤホンとそれぞれの規格のリケーブルさえあれば手軽にそれぞれの端子ごとの音質の変化を楽しめます(*´∇`*)
リケーブルはメーカー品で数万円するものもありますが、気軽に試したい場合はamazonなどで販売されている中華リケーブルという手もあります。
敷居が高く感じるかもしれませんがぜひ試して頂きたいですd( ̄  ̄)

まず付属品から…液晶のガラスフィルムは最初からついていて透明なTPUケースもついています。
あとはマニュアル類だったりSPDIFケーブルとTYPE Cの充電/データ転送用ケーブルとmicroSDカードスロット取り出し用PIN。

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余談ですが、microSDカードスロットは2のほうがデータ転送の速度が早いみたいです。

本体は結構大きくて重みもあります(iPhone7・iPhone5sと比較)。
手に持つとズシっとくるのでiBasso DX150再来か?と思ってしまいました(・・;)笑

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本体左側面には上から再生/一時停止・ボリュームダイヤル・巻き戻し/早送り。
ボリュームダイヤルはカチッというクリック感がありまづ。

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右側面はmicroSDカードスロットが2つ。

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本体上部は電源ボタン。
ちなみに充電中などここが光ったりもします。

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本体下部は4.4mmバランス端子・2.5mmバランス端子・TYPE C端子・3.5mmアンバランス端子。

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ということで、取り急ぎファーストインプレッションでした。
次回からM11の機能や操作性・音質などについて触れていこうと思います。

ちょっとガジェット系 iOS13簡易レビューというか、感想(雑記)

唐突ですが私、実はガジェット系も大好きなんです(*´∇`*)

まだ周りがガラケーを使っている中でiPhone3GSも初代Xperiaも発売日当日に購入して弄っていたり。
その頃は現在みたいにアプリなんて全然数もありませんでしたし、不具合はあって当たり前、バッテリー持ちは最悪でガラケーとの2台持ちは必須でした。

たった数年でこんなに技術って進歩するんだなぁと思うと同時にこういった製品の開発に携わっている方たちの努力って凄いなと心底感じています。

とまあ、前置きはここまでにしておいて。
今回は先日配信が開始されたiOS13の感想をちょろちょろ書いていきたいなと思っています。

iOS13はiPhone6s以降のiPhoneiPod Touch 第7世代でアップデート可能です。
念のためバックアップは取っておいたほうがいいです(iOS13に対応していないアプリがあるかもしれないため)。

今後iOS13の機能に関してはこの記事に追加していこうかなと思っています。

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まず、一番の変更点はなんと言ってもダークモードが実装されたことだと思います。
設定→画面表示と明るさで設定出来ます。

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このダークモードに設定していると、例えばこの記事を書いているとき、ライトに設定している場合だと、

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こうですが、ダークモードに設定していると、

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safariの表示もこのように変更されます。
ブックマーク画面だと、

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こんな感じで目に優しい感じです。

ホーム画面の壁紙も初期状態だと自動的に暗いものへ変更されるようになっています。

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twitterのアプリなんかでも端末の設定によって自動でダークモードへ切り替わるようになっています。
あとは自動という項目で日の入りから日の出まで・カスタムスケジュールを選ぶことが出来ます。

というわけで、とりあえず今回はダークモードについて触れてみました。
ダークモードに設定すると眩しすぎるということもなく見やすいので私はダークモード常用かな(*´∇`*)

HIDIZS AP80 レビュー (DAP) 機能編

HIDIZS AP80のレビュー機能編(2019/05公開を少し手直しver)です。

音質&総評編はこちら↓
HIDIZS AP80 レビュー (DAP・雑記) 音質編と総評 - にっき

eイヤホン様にて状態の良さそうな中古品があったので以前購入してから毎日利用しています。
不満点はあるものの、普段使いにはサイズ感も含めて凄く便利でとても気に入っています。
私はブルーを購入しました。

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以下おおまかなスペックです↓

ディスプレイ:Samsung社製2.45インチフルタッチスクリーン
オペレーティングシステム:HiByOS3.0
ボタン:サイドボタン
ボリューム:ALPS社製ボリュームノブ

BluetoothBluetooth V4.0、aptX対応
USBインターフェース:USB-Type C(QC3.0 /データ転送)
出力:3.5mmステレオミニ
出力電力:70mW+70mW@32Ω
周波数応答:20-40000Hz
SNR:120dB
ダイナミックレンジ:116dB
THD+ノイズ:0.003%(1kHz)
出力インピーダンス:1Ω 以下
推奨接続インピーダンス:8-150Ω

コンパクトな本体からは想像も出来ないパワフルな音とHibyLinkというスマホからbluetooth経由でリモートコントロール出来る機能が特徴のDAPです。
ラジオや歩数計といった機能もついていますが…正直使いませんね^^; 笑
DSDの再生も出来るようですが持っていません^^;
本体にメモリはなく音楽はmicroSDカード(FAT32フォーマット)に保存して再生します。

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操作はタッチパネルと側面のボリュームノブ(電源オンオフを兼ねています)と3つの物理ボタンで行います。
ボリュームノブはカチカチとしたクリック感があります。

便利な機能としてbluetoothリモートコントロール機能のHibyLinkというものがあります。
AP80を鞄に入れっぱなしでもHibyMusicアプリをインストールしたスマホでAP80内の音楽を選曲出来たり音量を制御出来たりする機能です。
通勤時にとても重宝しています。
一度ペアリングしておけばAP80の電源とbluetoothをオンに(スマホも)してスマホでHibyMusicを起動すればすぐに繋がります。

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余談ですが、以前所有していたことのあるSHANLING M3sでは繋がるまで少し待たされていたのでそれと比べるとだいぶ早くなっています。

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微妙な点として音量操作時はバーが表示されるだけで数字が出ないのと、AP80の電源オンオフは出来ません。
本体の設定を変えたりすることも不可です。
しかし、スマホからプレイリストの作成が出来たりしたりと使いやすくなっています。

HibyMusicでの選曲時に音楽のアルバムアートワークは表示されませんが、再生している音楽のアルバムアートワークは表示されます。

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AP80のバッテリーを長持ちさせるために使わないときは手動で電源をオフにする必要があり、使い始めるときも同様に手動で電源をオンにする必要があります。
ここらへんは少し面倒ですね。
#追記
本体のシステム設定で「待機で電源をオフ」を設定してやれば音楽再生を停止している状態で何もしなければ設定した時間になると自動で電源が切れるようになっています。
設定は1分〜10分で設定可能となっています。
#追記終わり

ローゲインとハイゲインを切り替えられてどちらも0〜100の範囲で細かく音量を調整可能出来ます。
KZ AS06(15Ω/105db)の場合だと音量はローゲインで30〜40もあれば十分でした。
最大音量を設定することも出来るので設定しておけば爆音で再生されるということもありません。
他、プレイモード(シャッフルなど)・ギャップレス再生・リプレイゲイン・クロスフェードなどなどの機能が備わっています。

音質の設定ではイコライザ・MSEB(イコライザのようなもの?)・アンチエイリアスフィルタ(出力波形の制御?)や音場を狭めたり広げたりするSoundfieldなど色々とあります。
…が、設定を変えなくてもいい音なので私は特にいじっていません(面倒ですし 笑

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不満点ももちろんあります。

バッテリー持ちは正直なところいいとは言えず油断しているとバッテリー切れに陥りそうな予感^^;
HibyLinkのためbluetoothをオンにして96kHz/16bit〜192kHz/24bitのFLACをシャッフル再生していると通勤行き帰りの2時間ほどで約30%の消費。
ローゲインかつ音量30ほどでの再生です。
1日は十分に持ってくれますが、もうちょっとどうにかならなかったのかなぁと思いました。
公式では15時間のバッテリー持ちと謳われていますがファイル形式はmp3など低ビットレートファイルの場合かつbluetoothオフの場合なんですかね?

バッテリー持ちに不満はあるものの、何より気に入っているのはコンパクトで軽く持ち運びやすいこととHibyLinkの2点です。
この2点だけでも買って良かったなぁと思いますが、コンパクトなのにパワフルで音質も良かったりするので次回の音質編に続きます。