FiiO M9 レビュー(DAP・M9) その一.音楽再生まで
FiiO M9を購入するに至った経緯を涙ながらにご説明すると、先日までメインで利用していたiBasso DX150を紛失してしまい悲しみに暮れながらもDAP(デジタルオーディオプレーヤー)のない生活は考えられず、泣きながら財布と相談しながら…なんであんなデカくて重いの紛失するかなぁ!?と自己嫌悪もしながら…eイヤホンさんやAmazonを見ていました^^;
そんな中、Amazonアウトレットで小傷があるらしいFiiO M9が30000円いかない値段で販売されているのを見つけてほぼ即決で注文。
本当は動作速度が向上していたり、4.4mmバランス出力もついているFiiO M11のほうがいいんだろうなぁとは思いつつも、どうも近々新モデルが出そうなのと、価格差が倍以上あった(これが一番)ので潔くスルーです(*´-`)
アウトレット扱いだからか箱は引くくらい汚かったです(・・;
アウトレットだからか箱はやばいくらい汚かったけど本体は小傷どこにあんの?レベル。FiiO M9😆さー弄ろう pic.twitter.com/9h4gxpKaGe
— 峰 (@minetkktkm) 2019年8月13日
そんなわけで、今回はFiiO M9のレビューその一となり、スペック周りや使ってみての第一印象を書いていきます。
なるべく簡潔にササっと読んで頂けるようにと思ってはいるものの…(´-`).。oO
FiiO M9は3.5mmシングルエンド出力に加えて2.5mmバランス出力が搭載されているDAPで、FiiO Linkというリモートコントロール機能があったり、bluetooth機能が充実していたりする多機能なDAPです。
内蔵メモリ(音楽を保存したりするところ)は2GBと少ないですが、microSDカードで容量を拡張出来るようになっています。
注意点として付属品がTPUケース・ガラスフィルム(本体貼り付け済み)・充電ケーブル(TYPE-C)・何かのケーブル(笑・マニュアル類のためmicroSDカードは事前に用意が必要です。
音楽を聞く場合も事前にmicroSDカードに音楽を保存している必要があります。
microSDカードはもしハイレゾ音源だと一曲で100MB(MP3だと5MBほどの曲がです)ほど容量を消費しますので大容量のものでないとすぐにカツカツになるのでなるべく大容量のもののほうがいいです。
ご参考までに、96kHz/24bitの.flacの画像です。
今だと64GBで1000円前後〜、128GBでも2000円前後からで販売されています(Amazon)。
ちなみにこういったハイレゾ音源は有名どころでe-onkyoやmoraといったサイトで購入することが出来るようになっていますが、M9から直接購入することは出来ないので事前にスマホやパソコンで購入しておいてmicroSDカードに転送しておく必要があります。
M9のOSはAndroidが搭載されているものの、FiiOがカスタマイズを施しているためPLAYストアは利用出来ず、好きなアプリをインストールすることは出来ません
…とは言いつつも、ホワイトリストというものがありそれに適合しているアプリのインストールは可能です(画像ではNeutronをインストールしています)。
サードパーティのアプリをインストールできますか? – Fiio Japan
上記から.apkファイルをダウンロードしてインストールするようになっているので、パソコンやAndroidを使い慣れていないと少し敷居が高く感じるかもしれませんが、一度チャレンジする価値はあります。
M9のみでダウンロードからインストールまで行うことは出来ません。
その前にまずファームウェアを最新にしている必要があり、M9をwi-fiに接続してテクニカルサポートアプリから更新する方法と、ファームウェアをダウンロードしてインストールする方法があります。
…が、手間を考えるとM9のみで完結するwi-fi経由での更新がおすすめです(詳細は下記リンク内・M9のファームウェアアップグレード)。
ファームウェアの更新が終われば、上記のホワイトリスト内にあるアプリのインストールが可能となります。
そもそもM9はCPU(1GHzデュアルコア…)などAndroidとしての動作周りが貧弱すぎるので、仮にPLAYストアが利用出来て色々なアプリをインストール出来たとしても実用的ではないでしょうね^^;
しかし、動作に関しては快適でDX150のようにタッチパネルの感度がイマイチということもなくきびきびと動作しています。
カスタムAndroidということですが、簡単にホーム画面に戻るためのジェスチャーがあったりするので使い勝手もかなり考えて作り込まれている印象です。
このジェスチャーはFiiO Musicだけではなく他のアプリでも有効なので、もし戻るボタンがないアプリでもこのジェスチャーを行うことで一つ前に戻ったりホーム画面に戻れますのでぜひ覚えておいて欲しいです。
音楽の再生はFiiO Musicアプリから行います。
画像では選択したフォルダをスキャンしmicroSDカードを選択しています。
スキャンは少し時間がかかりますが、終わるとスキャン終了の表示が出るのでOKを押して完了させます。
この画面に戻りますので、あとはお好みでブラウズ形式を選べばオッケーです。
音楽を選択するとこういった再生画面に。
ここまでで結構長くなって画像も多くなってしまっているので次回に続きます(>人<;)
またこの記事も恐らく修正します。