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KZ ZSX レビュー(イヤホン・M9) その一

今回は5BA(バランスド・アーマチュア)+1DD(ダイナミックドライバー)構成のハイブリッドイヤホンKZ ZSXのご紹介です(*´∇`*)
実のところ同じKZ社のZS10Proを買おうかなぁと思っていたんですが…。
やっぱり新製品って気になります…よね?(・・;)

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Amazonの商品ページでは5BAだったり4BAだったりと表記が統一されていませんが、画像を見る限り5BAが正しいのかな?(°_°)

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サイズは結構大きいんですが、ノズルに角度がついているからか装着感は良好です。
私の場合だとZSNProより耳への収まりが良くなっていました。

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視聴環境はFiiO M9(ハイゲイン)に付属品のケーブルとイヤーピースはSedna Earfit lightです。

音質は一聴しただけでは少し特徴が掴みにくかった(普通に思えた)ものの、少し聞いていて感じたのが、解像度の高さと音場の広さと空間表現のうまさに特徴のある中域が多めの綺麗系の音。

高域は少し少なめというか大人しく、箱出し直後でありがちなキツさや刺激を感じることはありませんでした。
低域の量はそこまで多くないですが、同社AS06のように膨らむこともなく、柔らかい響きが心地良く量より質を重視しているようなチューニング。
全体的なサウンドバランスは寒色傾向とウォーム傾向で言えば寒色傾向寄りですが、迫力はあまり感じられません。

それと合計6ドライバーを搭載していたり、インピーダンス24Ωで感度が105dBということもあるのでローゲインよりもハイゲインで鳴らすほうが低域の柔らかさが分かりやすいと思います。

個人的にほんのもう少しだけ高域が欲しいですが、箱出しの状態でも満足度はかなり高いです。
迫力のある音よりも音の広がりや聞きやすさを重視される方にはぜひ聞いて欲しいイヤホンです(*´∇`*)

また追記します(*´∇`*)

NICEHCK GCT4 レビュー(リケーブル・M9)

つい先日Amazonで取り扱いが始まっていた4芯OFHCのリケーブルNICEHCK GCT4のレビューです。
8/31現在では定価4550円でこれに30%オフクーポンがあり、3185円で購入可能です。

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商品の紹介ページでは低域の量感を増しながら〜とありますが、解像度の向上と音の広がり方・聞きやすさの向上がメインです。
低域は特に増えたような感じもせず、むしろほんの僅かに丸くなったような?聞こえ方です。

一聴すると味付けされていないことから少し地味に聞こえますが、しばらく聞きこむと音に包まれているような不思議な感覚になりました(*´∇`*)

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見た目の太さとは裏腹に自然に音質をグレードアップ出来るリケーブルで、他の低価格なリケーブルではあまりないタイプかなと思いました。
プラグもかっこいいですよ(*´∇`*)笑

NICEHCK CT1 レビュー(リケーブル・M9)

今回はAmazonやAliexpress(海外通販)で販売されている(されていた?)8芯高純度無酸素銅のリケーブルNICEHCK CT1のご紹介です。
FiiO M9を使い始めてからリケーブル一発目のレビューです(*´∇`*)

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AmazonのNICEHCKさんより少し前の8/3に2pin2.5mm版を購入しました。
異常なまでの値引きがあったのであっという間に在庫が捌けた感じですね〜。

CT1は最近の8芯ケーブルと比べても編み込まれている線材1本1本が太くなっていて結構弾力があります。
細めのケーブルを普段から使いなれているとこの太さと弾力に違和感を覚えるかもしれませんが、これくらいが標準的だったような気もします(・・;)

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LRは画像のように文字が印字されています。

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音質傾向としては低音域と中音域の量が増えつつも極端に増えるわけでもなく、例えばTFZ KINGⅢ REDは低音域が元々多いイヤホンですがCT1へリケーブルしても膨らみまくるといったこともありません。
確かに量は増えていますが引き締まった音なのでキレの良さが増した感じですね。
バランス接続の効果も恐らくあると思いますが(・・;)
他のイヤホン(NX7やOH10など)で試した限りでもCT1へリケーブルしたことでマイナスになるということはまずなかったのでどのイヤホンにでも合わせやすい万能型でした(*´∇`*)

FiiO M9 レビュー(DAP・M9・雑記) 番外編.便利機能④スクリーンショットの撮影

FiiO M9でスクリーンショットを撮る方法です。
私の場合ブログにM9の画面を載せるために多用&重宝している機能です。

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これは凄く簡単な方法で、本体左側にある電源ボタンと巻き戻しボタンを同時に押し続ける(2秒くらい?)だけです(*´∇`*)

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スクリーンショットが保存されている場所は、ホーム画面のファイル管理→内部ストレージ→Pictures→Screenshotsです。

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スクリーンショットを取り込む方法で一番簡単なのが付属品のUSBケーブルでパソコンとM9を繋いで取り込む方法でしょうか?
私がスクリーンショットを取り込んでいる方法としては、M9にインストールしたESファイルエクスプローラ(ホワイトリストにありました)で一度NASにアップロードしてそれをダウンロードして取り込んでいます(*´∇`*)

FiiO M9 レビュー(DAP・M9) その二.ファーストインプレッション

前回のレビューでは音楽再生まで(色々はしょってる気もしますが 笑)でしたが、今回は視聴してみての感想を軸にしたいなと今は思っています(*´∇`*)
前回のその一は↓こちらです(音楽再生まで)。

mine-tkk-tkm.hatenablog.com

番外編.便利機能シリーズは↓こちら。
FiiO M9 レビュー(DAP・M9・雑記) 番外編 便利機能①サイドボタン動作のカスタマイズ - にっき
FiiO M9 レビュー(DAP・M9・雑記) 番外編 便利機能②アプリのアンインストール - にっき
FiiO M9 レビュー(DAP・M9・雑記) 番外編 便利機能③ロック画面の設定 - にっき

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ところで、前回触れていませんでしたが(いきなり脱線)、FiiO M9本体のサイズは小柄で 横60mm× 縦106mm×厚さ13.3mmで重量も133gと軽く、片手で操作が出来るサイズ感です。
iBasso DX150という塊を直近まで使っていたこともあり余計にそう感じました(・・;)
(寝ぼけてたのか、縦と横まちがっていたのでしゅうせいしました…)

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それとM9本体にはガラスフィルムが最初から貼り付けてあるので追加で購入する必要もなく、貼り付けの手間がありませんのでこういったフィルムを貼るのが苦手な方には嬉しいポイントではないでしょうか?
曲面ではなく平面とはいえガラスフィルムは一度の失敗が致命傷なので…(割れたりとか)。
ACアダプタはついていませんが、充電/データ転送用として普及してきているTYPE Cケーブルが付属しているので対応製品を持っていれば使い回しも可能です。

ここからFiiO M9の音質についての印象をぼやーっと書いていきますd( ̄  ̄)

M9の設定は、

・FiiO Musicアプリ
・ゲイン:ロー
・可聴帯域外フィルタ:Short delay Sharp Roll-Off
・バランス増圧:オフ

イヤーピースはどのイヤホンでもAZLA Sedna Earfit lightです。
ケーブルはなるべく傾向を変えないように3.5mmシングルエンドがYYX4822(8芯銀メッキ)で2.5mmバランスが同じく8芯銀メッキのYYX4732です。

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2.5mmバランス出力と3.5mmシングルエンド出力をイヤホンを変えながら聞いてみた限り、音質にかなり差がありました。
傾向的に硬めでスッキリとした寒色系なのはどちらでも一緒ですが、私が常用するとすれば2.5mmバランス出力一択かなぁという感じです。

どちらの出力でも解像度が高く情報量も多いのですが、3.5mmシングルエンド出力だとボーカルと演奏のバランスが演奏に傾いているのか、ボーカルが少し引っ込んで(というか細く?)聞こえ、聞き始めにごくごく僅かに加工されたデジタル臭い音…?がありました。
しかし、低音域は主張が強くてやりすぎ感はあるものの3.5mmシングルエンド出力のほうが柔らかくて体全体に響いてくる心地いい響きがあります。
2.5mmバランス出力では量が減っているような印象ですがそれでも柔らかさや響き方は大きく変わらず、低音域の主張を弱めたことで全体的なサウンドバランスが整えられていて圧倒的に聞きやすくなっています。
私の手持ちだとTFZ KINGⅢ REDが一番低音域が多いんですが、誰が聞いてもハッキリと分かるくらい露骨に低音域の量が変化しているので結構面白いです。

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音の広がり方、頭の上や後ろで鳴っている空間表現なども2.5mmバランス出力のほうが優れているのでリケーブル可能なイヤホンならあえて3.5mmシングルエンド出力で聞く必要はないかなと。
視聴にあたって設定を制限していますが、ゲインを変えたりバランス増圧を用いることでまた違った音質となるので色々と遊んでみるのも面白いです。
特に2.5mmバランス出力のみで設定出来るバランス増圧をオンにすると、音量がアップすると同時に音圧も増えるのでハイゲインにしたときとはまた違う印象を与えてくれます。

まだまだエージングも進んでいない状態でここまで聞かせてくれるならもう一度DX150を買い直すより、FiiO M9を買って良かったなと思いました(*´∇`*)

まあ…カスタムAndroidなので自由度は減っていてiPhoneから音源を直接転送したり出来ないのでここはちょっととっつきにくいかなとは思います。
せめてブラウザがあればe-onkyoなどから購入した音源をM9に直接ダウンロード&M9に保存したスクリーンショットを手間なく(Gmailなどで)転送出来そうなので…。

ということで、FiiO M9のファーストインプレッションでした。
またエージングが進んだあとにでも改めてご紹介したいなと思います(*´∇`*)