LR-Like is Red

ポータブルオーディオ製品をメインにご紹介出来たらなと思います!スマホ用に最適化しています。twitter→@takmmnet

NICEHCK NX7 レビュー(イヤホン・DX150) その一

今回はNICEHCKさんのオリジナルイヤホンでAmazonやAliexpress(海外通販)で販売されているNICEHCK NX7のご紹介です。

このイヤホンはDAP(デジタルオーディオプレーヤー)やポータブルアンプでの利用が前提となり、イヤーピースの交換は必須レベルになっています。
リケーブルに関しては箱出し直後こそ派手すぎる高音域やシャリつきの多さが気になるものの、エージングが進んでいくと3.5mmアンバランス接続で聞く場合は付属品のケーブルでもいいんじゃないかなーと思えるように。
中高音域メインのバランスとはなりますが、好きな方にはかなりはまるであろう派手な音です。
とは言え、2.5mmバランス接続のほうが音圧も高まり聴き応えは出てくるのでバランス接続環境があればバランス接続推奨です(・_・;)

f:id:mine-tkk-tkm:20190730003713j:plain

Amazonでは現在8590円で販売されていて本体色は黒色と青色が選べますが、フェイスプレート(表面)の色ではなく、ハウジング(耳にあたるところ)の色の違いです。
マイク付きとマイクなしというバリエーションもあったりするんですが…え?なんで?って感じです(笑

NICEHCK NX7は片側に4BA(バランスド・アーマチュア)+2DD(ダイナミック・ドライバー)+1セラミック振動板ドライバーが搭載されていて2pinでのリケーブルに対応しています。
インピーダンスが55Ωで感度が108dB/mWという、最近発売されている中華イヤホンの中でもダントツの鳴らしにくさなのでスマホ直での利用はオススメ出来ません。
スマホでも音量さえ上げすぎなければそれなりに聞ける印象なものの、音量を上げると一気に音割れなどに見舞われて聞いていられなくなります。
こういった点や、音の広がり方や無理やり鳴らしている感がなくなることからも細かく音量の調節出来るDAPでの利用が望ましいです。

f:id:mine-tkk-tkm:20190730003745j:plain

付属品は3.5mmケーブル・イヤーピース2種類・布製のポーチとなっています。
ちなみに、NICEHCK NX7のパッケージは先日ご紹介したKB EAR KB06やKZのものよりも大柄となっています。

f:id:mine-tkk-tkm:20190729234802j:plain

視聴環境はiBasso DX150+AMP6で付属品の3.5mmケーブルと、イヤーピースはAZLA SednaEarfit lightです。

f:id:mine-tkk-tkm:20190730010033j:plain

箱出し直後の印象は、付属品のケーブルでは高音域ばかりが目立ちシャリつきも多く、なおかつエージングも進んでいない状態だと中低音域は軽い印象。
音場は箱出し直後でも広く解像度も高めでシャリつきはあるものの刺さりや刺激はなくちゃんとチューニングされていると感じられるバランスです。
ただ、金属的な響きが結構強めなのでここが気になるっちゃ気になりますねー…。

そこから数時間鳴らし込むことで薄かった低中音域は徐々に厚みを増していき、軽い音という印象はだいぶ薄れていきました。
やはり商品説明にあるようにエージングは必須です。
数時間鳴らし込むだけでも変化を感じられるので箱出し直後の音が微妙でも、音楽を流しっぱなしにしてしばらく放置してあげて下さい。

ここまでとりあえず箱出し直後の印象です。
もう数日鳴らし込んでみての感想をまた後日まとめたいと思います(*´ω`*)