TRN IM2 レビュー(イヤホン・AP80) その二〜エージング後

TRN IM2のレビューその二です。
前回はこちら↓

TRN IM2 レビュー(イヤホン・AP80) その一箱出し〜 #追記あり - にっき

先に結論から言うと、間違いなく万人受けするイヤホンでデザインが気に入ったなら悩まずに即購入して聞いてみて欲しいイヤホンです。

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付属品のケーブルとの相性も良くリケーブルしなくともいい音を聞かせてくれています。
画像ではYYX4822にリケーブルしていますが、付属品のケーブルの耳かけ部分の癖が少し強いためやむを得ずです^^;
現在はドライヤーで癖の部分を温めて緩めたので付属品のケーブルに戻しています。

装着感や遮音性に関してですが、イヤホン本体が小柄で装着感も良く、しっかり装着出来るので遮音性も良好です。
駅のホームでも列車の音などがかなり軽減されており、完全に周りの音が聞こえなくなるわけではないものの歩きながら付けているとちょっと危ないかなと思うほど。

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箱出しから約50時間ほど音楽を流しっぱなしにしたり、毎度お世話になっているエージングサイト(Chord＆Major様)でエージングしたりしました。
視聴環境は前回レビュー時と変わらずAP80・付属品のケーブル・AZLA SednaEarfit lightです。
AP80の音量はローゲイン43〜46で私的にはちょうどいい感じで音漏れも気にならないくらいです。
ホワイトノイズも勿論ありませんでした。

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エージング後の印象としては箱出し時に感じた籠もりやシャリつきが気にならないくらいまで改善されています。
音質傾向としてはどちらかと言えば寒色傾向で演奏よりもボーカルに重点を置いたもののように思いました。
例えば、KZ AS06の低音を薄め全体的にアッサリさせてボーカルを聞きやすく、刺さる一歩手前くらいまで強調した音なので結構ハマる方はいらっしゃると思います。
横への広がりはエージング後も狭く感じるままですが、前方への広がりが出てきたことで奥行きをしっかりと感じられます。
そして相変わらず演奏とボーカルの分離は良くてゴチャっと混ざって出てきません。

これ、かなり好みの音です(*´ω｀*)

今一歩な点として言及するなら、解像度と低音の軽さかなぁ…と。
演奏とボーカルの分離はいいものの、演奏に関してはそれぞれの音をはっきりと捉えられるわけでもないので多少ゴチャっとした塊感があります。
低音はしっかり音圧を感じられ量が不足しているわけでもないように思うんですが深く沈み込まず、ドンっと強く響かずにトン…と弱い力で押したような、少し頼りない感じがします。
ただ、これ以上低音が増して主張してくると全体のバランスが崩れそうなのでこれくらいが丁度いいとこなのかな？とも思ったり。

ということでTRN IM2のレビューその二でした。
まだ50時間ほどのエージングなのでまだまだ音が変わっていく可能性もあるのでまた何かあれば#追記します。

個人的な感想として、3000円以下という値段に見合わないデザインと音質(いい意味で)でとても好印象かつ素晴らしいと思えるイヤホンです。

願わくばこのデザインと音のバランスを崩さずに解像度の向上やボーカルにもう少し厚みと艶を、そして横への音場の広がりを感じられるものを作って頂ければ2万円くらいならすぐ買いますよ(*´ω｀*)笑

ところでYinyoo Ashとの違いって何なんでしょう…？(…知りたきゃ買えってか？笑