FiiO FA1J レビュー(イヤホン・DX150) その一
KnowlesとFiiO共同開発のED-33357というBA(バランスド・アーマチュア)ドライバーが1基搭載された中華イヤホン、FiiO FA1Jのご紹介です。
どこも納期未定の予約注文となっていましたが、eイヤホンさんの店舗のほうに中古品の在庫があったのを見つけ出品して頂いて購入しました。
1BAのイヤホンを購入するのはかなり久しぶりです。
FA1Jはmmcxでのリケーブルに対応している1BAイヤホンでFiiO Directでは税別13888円で販売されています。
付属品は3.5mm銀メッキ高純度銅線ケーブル・防水キャリングケース・クリーニングブラシ・イヤーチップ2種類。
公式サイトでは何故か赤青のFA1が付属品のところに写っていますがついてきませんし本体色ももちろん違います…こういうところは詰めが甘い(^_^;)
視聴環境はiBasso DX150+AMP6、イヤーピースを七福神商事さんの長楽に変えています。
FA1Jは解像度の高い中高音域メインで籠もりを感じることのないとてもスッキリとしたサウンドバランス。
低音域はタイトでキレのいい質の高いものとなっていますが、ダイナミックドライバーのような重低音が好みの方には軽いと思われる出方となっています。
なのでもう少し低音域が欲しい場合は16芯のNICEHCK CT4やTRN T2など低音域に特徴のあるものにリケーブルされるといいかもしれません。
私は現在のところ2.5mmバランス接続でTRN T2にリケーブルして聞いていますが、タイトでキレがいいのはそのまま軽くもなく重くもないちょうどいいくらいのバランスです。
最近たて続けにボーカルメインのチューニングをされたイヤホンを購入していましたが、FA1Jもボーカルがとても聞きやすいイヤホンです。
解像度の不足も感じず音場もかなり広く、KnowlesとFiiO共同開発のBAドライバーがとても素晴らしいものだと実感出来ます。
難点というか、個体差かもしれませんが少しmmcxが硬く外しにくいことがあります。
こういう場合は無理に引っ張らず、写真では撮影のため片手しか写っていませんがイヤホンを片手で抑えてもう片方の手の爪と爪で接続部分を持ち上げるような感じで外してやると簡単に外れます。
1BAながら非常に満足度の高いイヤホンでした。
フェイスプレートも光の当たる角度によって変わったりするのでデザインもかっこいいですね。
またしばらく使った印象などまとめたいと思います(*´ω`