HiFiHear HiF4814 レビュー(リケーブル・AP80) #追記あり

今回はHiFiHearさんより販売されている8芯 金銅合金ケーブルHiF4814のレビューです。

登録したものの全く使っていなかったメルカリで、中古とは言えだいぶ安く出品されていたのを見て思わず購入…(_ _;)
その後Aliのセール価格を見て(´・ω・｀)というオチが待っていました(半笑
まあ、Aliで購入して輸入となると届くまで時間がかかるし、梱包も心配ですけどね。

ともあれ、迅速な対応をして頂いた出品者様に感謝です(*´ω｀*)

Amazonでの販売価格が16300円(〜％オフクーポンは頻繁に出ているようですが)と、今まで購入した中で一番定価の高いリケーブルとなりました。
ところでこのケーブルの線材の金銅合金ってどういうものなのか、イマイチ分からないです…^^;

ちなみに、ケーブルの太さは16芯ケーブル並みに(か、わずかに太い)ありますが柔らかくて癖もつかないので取り回し良好です。

早速TFZ KINGⅢ REDにリケーブルしてみた印象だと全体的に濃さが増し、特に低音が特徴的で、タイトかつキレもいいままのところに余韻が加わり、ウーファーのように地を這うような響き方です。
音場も広がりを感じました。

…と、最初のうちは正直なところ低音の感じが変わった程度でなんだか値段ほどの効果は感じなかったんですが。
試しにAP80の音量を普段より上げてみたら激変しました…激変です^^;

上で書いた特徴はもちろんそのままでより力強く立体的で、にも関わらず定位感も抜群にいいのでどこでどの音が鳴っているか、音が移動していく様子などがとてもリアルに。
音量を結構上げているにも関わらず中高音もピークを感じさせず歪まずクリアなままでキツいといったこともありません。
解像度や情報量は変わっていないように思いますが、薄いベールが剥がれたような明瞭なものとなり音と音の分離感は更に良くなりました。
音場は上にも下にも広がり、前後左右にも広がっていて音に包まれている感じです。

これは聞くというよりも体感すると表現したほうが正確かもしれませんね。
KINGⅢ RED付属のケーブルでも特に曇った音だとか薄いとか思ってはいなかったんですがこの明瞭かつ重量感たっぷりの音を聞いてしまうと…^^;

またKINGⅢ RED以外にリケーブルしてみた感想も追加するかもです。

#下記にKZ AS06・TRN IM2へリケーブルした感想を簡単に追記しています。

・KZ AS06(3BA)

空間的な広がりを感じたのと、多少引っ込み気味だったボーカルが前へと出てきました。
しかし、中高音が目立ちすぎて低音が抑え込まれたような印象になったのであまり相性は良くなさそうです。

・TRN IM2(1BA＋1DD)

元々のいいところはそのままで音場が少し左右と上に広がり、ボーカルは更に目の前に出てくるようになって好印象です。
解像度や情報量も向上しているので聞き取りづらい音というものが減っています。
低音にも張りを感じるようになりズンっと響いてきたりと、全音域で濃厚さがプラスされた印象です。